恋が実ってプロポーズも完了、次はいよいよ結婚!
結婚式や披露宴の準備は忙しくも楽しく幸せなひとときですね。
そんな二人が夫婦になる日が、いわゆる「結婚記念日」。
でもこの結婚記念日、どの日を指すのか疑問に思ったことはありませんか?
一般的に迷うのは「入籍した日」「挙式の日」のどちらかだと思いますが、実は結婚記念日は特に法律や条例などで定められているものではありません。
つまり、これといった制約はないということ。
自分達の好きな日に設定できるのです。
「ウチの結婚記念日は~」と話す先輩達は、どの日に決めたのでしょうか。
結婚記念日、いつにした?
いつでもOKな結婚記念日。
とはいえ、やはり「その日」を選ぶには理由がありますよね。
ここでは結婚を控えた二人が迷いがちな3つのパターン、「入籍日」「挙式日」「同日」を取り上げます。
入籍日派
「特に迷わなかった。最初から入籍した日をそう呼ぶんだと思っていた」
「戸籍も新しくなったし、苗字が変わった日だから」
「役所へ届けを出した=正式、という印象があるので」
「結婚式をしなかったので必然的に」
一番多いのは入籍日派。
特に迷いもなく、そういうものだと受け止めている方が多い様子です。
新しい戸籍を得たり苗字が変わったりする一面は、確かに「新たな門出」を感じさせるものですね。
役所で手続きを終えると公的な面でも夫婦となるので、現実的に切り換わった日として結婚記念日にする方も多いようです。
式をされない方は迷いなく入籍日派ですね。
挙式日派
「結婚したんだ…と実感したのは結婚式の方だった」
「人前式でみんなに祝ってもらえたから」
「入籍はあっさり終わりすぎて『こんなもの?』って感じだったので」
「二人で届を出しに行く予定だったのに、私一人ですることになってしまったから」
役所での手続きは届を出してチェックを受けて、の2ステップで終わります。
淡々とした手続きは「え?もういいの?」と少し寂しく感じてしまうことも。
あっさりした入籍に比べると、たくさんの方に祝ってもらえる結婚式の方が「結婚した!」という実感を得られるかもしれませんね。
一方で、入籍で少しごたついてしまったために選ばなかったという方も。
二人の都合が合わなかったり届けに不備があったりしてばたついてしまうと、結婚の喜びよりもそちらの苦労を思い出してしまうのかも…。
そのうち笑い話になるかもしれませんが、結婚記念日は幸せに過ごしたいものですよね。 スポンサーリンク
同日派
「入籍日と挙式日を分けると、後でどっちがどっちだったか分からなくなるから」
「一度にするものだと信じてた。挙式日の早朝に二人で役所へ」
「あとで間違えて『覚えてる』『覚えてない』と揉めそうな気がして…」
中には入籍と挙式を同時にするカップルも。
二つあるとどっちがどっちだか分からなくなる、という意見は確かにそうかもしれませんね。
既に日付を間違えて喧嘩になる未来を想定されている場合も…。
男性は記念日を忘れがちと言われているので、自信がない場合は同日にしておくといいかもしれませんね。
とはいえ、挙式日に入籍も済ますのは大変なこと。
早朝に手続きを済ませたり二次会の前に済ませたりと強行軍になりがちです。
ちなみに閉庁の時間帯でも、婚姻届は夜間窓口で受け取ってもらえます。
0時を回れば当日となるので、深夜のうちに届けを済ませておくことも可能。
届は開庁後にちゃんと戸籍課へ届けられます。
※自治体によって夜間の対応は違うことがあります。
閉庁時に届を出したい場合は、必ず前もって確認しておきましょう。
二人が合意した日に
少数ながら、以下のような意見も。
「事実婚なので入籍はなし。結婚記念日は事実婚の意思確認が揃った日」
「授かり婚で色々と大変だったので、彼が同意した日にした」
事実婚や授かり婚の場合は、少し事情が違うこともあるようです。
結婚の形や意義が多様性を見せていく中で、結婚記念日の定義も同じように変わっていくのでしょう。
この先、さらに違う考え方が生まれてくるかも? スポンサーリンク
入籍日にはこだわらない?
マイナビウーマンが行ったアンケート(2016年10月、20代~60代までの既婚男女を対象に実施。有効回答数100件)によると、入籍日には「特にこだわらなかった」が1位で41.0%。
以下、「縁起のいい日」(16.0%)、「相手または自分の誕生日」(11.0%)、「付き合った日などの思い出の日」(9.0%)、「語呂合わせやゾロ目など、覚えやすい日」(7.0%)、「いい夫婦の日」「祝日」(同率3.0%)と続きます。(以下の順位は省略)
約40%のカップルが「特にこだわりがなかった」と回答。
語呂合わせやいい夫婦の日(11月23日)などの覚えやすい日なら、「結婚記念日を忘れてた!」なんてことも起きにくいかもしれません。
結婚記念日は選択自由!お気に入りの日を選んで
結婚記念日は、これから何度も訪れる大切な一日。
入籍日派も挙式日派も同日派も、二人にとって一番いい日を選択している様子です。
ぜひ、お二人にぴったりの日を選んでくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。