近頃ちょっと、トキメキが足りてないかも…。
時々そんな気分になることはありませんか?
できれば胸が震えるようなトキメキに出会いたいけど、実際には難しいですよね。
そんな時におすすめなのが恋愛映画。
主人公に共感したり、恋人との絆に涙を流したり…。
一緒に泣いて笑える王道の恋愛映画から独特な世界観の映画まで、おすすめ作品を5本チョイスしました。
恋をしている人も恋をお休みしている人も、笑って泣いてキュンとして、トキメキを補充しちゃいましょう!
Contents
泣ける、笑える!おすすめ【邦画】恋愛映画3つ!
恋愛映画に望むものはなんですか?
一緒に泣きたい、笑いたい!
そんなあなたにおすすめな恋愛映画を、邦画の中から3本ご紹介します!
箱入り息子の恋
星野源初主演、2013年の作品。
天雫健太郎(35歳)の毎日は、自宅と職場を行き来するだけ。
内気で人見知り、人付き合いも苦手で心を許せるのはペットのカエル!
そんな状況に両親が決断、親同士が婚活する「代理見合い」で健太郎のお見合い相手として奈穂子を見つけて来ます。
健太郎は奈穂子に恋をしてしまうけど、実は奈穂子は全く目が見えなくて…。
星野源演じる健太郎は、真剣な姿が思わず笑えてしまうような人物。
でもとにかく一生懸命で、「好き」の塊。
ああ、人って誰かを好きになるとこんな力が出るんだな、こんなに変われるんだ、と再確認させてくれます。
障害や困難にも負けない姿に笑って泣けて、恋がしたくなる一本です。
ピース オブ ケイク
朝倉ジョージの同名コミックスを2015年映画化。
梅宮志乃の人生は、これまでずっと恋も仕事も流されっぱなし。
恋人とも別れ一念発起して引っ越した先で隣人、京志郎に出会います。
なんとそれは、新しいバイト先の店長。
どんどん心は惹かれていくけれど、京志郎には一緒に住む恋人のあかりが。
思い余ってした告白は失敗、それでも…。
「分かっているんだけどどうにもならない」志乃の姿や、好きだからこそ湧き出る疑いの言葉。
恋を知る女性なら一度は苦しめられたことがある感情が、ちくちくと胸に刺さります。
楽しいことばかりじゃない恋も、いつかは笑えるようになるのでしょうか。
志乃を演じる多部未華子が、「どこにでもいそうな25歳」を自然に演じているのも共感のポイント。
京志郎を演じるのは綾野剛。
ズルさが見え隠れするところが巧いです。 スポンサーリンク
指輪をはめたい
山田孝之主演、2011年の作品。
片山輝彦は、製薬会社のトップ営業マン。しかし営業先のスケートリンクで転倒、頭を打ったことが切っ掛けで記憶喪失(健忘症)になってしまいます。
なぜそんな場所にいたのか思い出せないまま鞄を開くと、なんと婚約指輪が!
誰に贈るものだったのか思い出せない輝彦の前に、全くタイプの違う3人の女性が現れます。
先輩の智恵、風俗嬢のめぐみ、人形劇屋台をしている和歌子。
誰に贈るつもりだったのか、誰に贈るべきなのか?
答えが出せず悩む日々の中、遂に3人が出くわす事態が起きてしまいます!
おすすめ映画の3本目は、ラブコメディ。
山田孝之演じる輝彦が3人の女性に翻弄され、目移りする姿を苦笑しつつも見守ってしまいます。
3人の女性を小西真奈美、真木よう子、池脇千鶴がそれぞれ魅力的に演じていて、輝彦と同じように悩むこと必至。
男性だと輝彦の真実を知ってどう思うのかな、と観たことのある男性を探したくなる映画です。
日本=香港合作で名作を味わう
少し暗い、恋愛の哀しい一面に浸りたい方へ、おすすめの一本です。
南京の基督
日本の文豪、芥川龍之介の小説を元に制作された、日本と香港合作の映画。1998年の作品です。
舞台は1920年代の中国。
日本人作家、岡川は新聞社の依頼で南京を訪れます。
そこで中国人娼婦、金花と出会いました。
一途にイエス・キリストを信じながらも娼婦として働く金花。
「梅毒」を理由に作家の手を拒んでいたけれど…。
日本人作家をレオン・カーフェイ、中国人娼婦である金花を富田靖子が演じています。
富田靖子の清らかな雰囲気が娼婦ながらも一途に信仰を続ける金花の役にぴったりと嵌り、物語を引き立てています。
全編を通して非常に繊細な、特に光の表現が幻想的で美しい映画。
物語は終始暗めですが、恋の悲哀とその余韻に浸りたい方にはぴったりとハマるはず! スポンサーリンク
時代物に酔いたいなら
時代物の恋愛映画を観たい方へおすすめなのはこちら。
花宵道中
2006年に「女による女のためのR-18文学賞」で受賞した宮木あや子の小説を2015年に映画化。
舞台は江戸末期の吉原。
花魁として生きる女郎の朝霧が初めて知った恋の相手は、縁日であった青年、半次郎でした。
幼い頃に受けた傷を心に抱え、空虚な毎日を送り続けていた朝霧の心にこれまでになかった感情が生まれます。
しかし朝霧を待ち受けている現実は、一途な思いを許さないものでした。
時代に翻弄されながらも恋を貫こうとする朝霧と、それを阻む過酷な運命を描きます。
安達祐実の体当たりの演技で話題になった映画ですが、津田寛治の悪役っぷりも見事!迫力があります。
恋の儚さと愛の素晴らしさ
王道の恋愛映画3本と、少し変わった恋愛おすすめ映画を2本ご紹介しました。
王道に浸って泣くもよし、違う世界観に酔いしれるのもよし。
恋愛映画で恋の儚さや愛の素晴らしさを、心ゆくまで味わいましょう!