「浮気」は男性の専売特許のように思われがちですが、近年の調査では女性の方が浮気する率が高いというデータもでているとか。
とはいえ彼女の浮気を疑い束縛する彼の存在は、「ここ数年で見られるようになった」なんてものではありません。
彼氏の束縛がきつすぎて別れたという話は古今東西、枚挙に暇がないものです。
ある意味では彼女との関係を終わらせてしまう王道の理由、彼女の浮気を疑う男性の心理にはどんなものがあるのでしょうか。
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男性が彼女の浮気を疑う心理3つ
ここでは、男性が彼女の浮気を疑う心理を3つ紹介します。
自信がない|離れていくかもしれない…
まず1つ目は「自分に自信がないから」。
男性に限らず女性にもあることですが、自分に自信がない人は相手の行動を疑いやすくなっています。
「自信がない」ということは、劣等感が強く自己評価が低いということ。
常に「自分はだめだ、自分より素晴らしい人が沢山いる」と信じている状態なので、ちょっとしたことで相手がそちらの方を向いてしまうのではと不安で仕方ないのです。
好きになったから付き合ったのに、「自分が彼女に好かれるワケがない」と信じ込んでいるパターンも。
「どうせ俺は…」「俺なんて…」
など、「どうせ」「なんて」が会話の中に頻出する彼はこのタイプです。
過去に浮気されたことがある|またされるかも…
2つ目は「過去に浮気されたことがあるから」。
過去の恋愛でのトラウマが尾を引いているタイプです。
浮気は男性だろうと女性だろうと、相手の心を大きく傷つける行為。
相手を愛していればいるほど傷は深くなってしまいます。
すぐに癒えるものではないことを考えると、新しい彼女に同じ疑いを抱いてしまうのはある意味では仕方のないことかもしれません。
また同じように失ってしまうのかもしれないという恐れと不安を感じているのです。
しかし恐れるあまりに、反対に浮気の話ばかりしてしまうことがあります。
「浮気しないで」「浮気してないよね」「もし浮気したら…」
などと浮気に関する制約や確認がやたらと多い彼はこのタイプかも。 スポンサーリンク
自分も浮気をしている|俺もしているのだから…
3つ目は「自分も浮気をしているから」。
2つ目でも触れましたが、浮気というのは相手の心を裏切り傷つける行為。
浮気をしている男性(女性もですが)は大抵、罪悪感を抱えています。
彼女のことは大好きだけれど、浮気相手とも別れられない…。
そんな罪悪感から逃れるために「彼女も浮気をすればいいのに(自分だけじゃなくなる)」→「俺だって浮気をするんだから、彼女だって浮気をしている(自分だけじゃない!)」と無理やりこじつけることがあります。
また、「自分がこんなに簡単に浮気ができたのだし、周りではアイツもあの人も浮気している」→「みんなしている」→「みんなしてるんだから、彼女もしているだろう」なんて勝手な理屈で疑っていることも。
どちらも自分の浮気を正当化したい気持ちから起こる理屈です。
それなら疑わなくてもいいだろう、と思われそうですが、自分の浮気を棚に上げて相手の浮気が許せない人はいるものです。
話し合いは大切
どのパターンでも必要なのは話し合い。
3番目は別れ話になる可能性があるので少し毛色が違いますが、1番目と2番目の場合は話し合いによって関係をよりよい方向へ深めることができます。
どちらの場合も彼の自信が失われている状態。
まずは彼の話をじっくりと聞いてみましょう。
そしてあなたの感じていることを伝えて、これからどんな風に付き合っていきたいのかを二人で話し合いましょう。
また彼の不安を静めるために一番有効なのは、あなたがこまめに愛情表現をすることです。
「好き」と伝えるのはもちろん、ちょっとしたことでお礼を言ったり頼りにしたり、抱き締めたり。
彼を安心させるような言動を心掛けましょう。 スポンサーリンク
行動を制限する暴力もある|モラハラに注意!
とはいえ、どのパターンにおいても注意しなければならないのはモラハラ男。
モラルハラスメントというのは、精神的な暴力や嫌がらせのこと。
心配や不安、嫉妬を抱くのは恋愛においては仕方のないことですが、それが行き過ぎてあなたの行動を制限し、思い通りに動かそうとするのならそれはモラハラです。
何度言っても束縛がひどい、「なんか変だな」と感じるような行動が増えてきた、という場合は、関係を深めるよりも終わらせた方がいいことも。
時と場合によっては、第三者の力を借りることも必要です。
不安を解消するためには時間をかけて
彼が浮気を疑う大きな理由は自信のなさ。
「浮気なんてしてない」「浮気はありえない」と端的に訴えても、ないものを証明するのはあるものを証明するよりずっと難しいものです。
彼ももちろん疑いたくて疑っているわけではないし、自分の不安が原因だと分かっているはず。
乗り越えるためには信頼と愛情、そして時間が必要です。
自信を育てたり、トラウマを乗り越えたりするには時間が掛かるもの。
こまめな愛情表現を心掛けながら、じっくりと関係を育てていきましょう。