バツイチ子持ち女性が再婚!相手が初婚男性の場合結婚式は挙げるべき?

平成27年度において、婚姻数のうち約4組に1組が再婚カップルというデータがあります(末尾①参照)。

婚姻率が低下していく中で、再婚は珍しくなくなってきています。

でも自分が再婚の場合は、「結婚式はもういいかな…」「再婚で結婚式なんて…・」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

とはいえ、相手が初婚の場合は相手の意志を尊重する必要があります。

新郎が初婚の場合でも、我が子の結婚式は必要であると考えていらっしゃるご両親は少なくないでしょう。

今回はリクルートブライダル総研の調査データを交えながら、再婚カップルや相手が初婚男性の場合の挙式についてお伝えします。

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相手が初婚男性の場合は結婚式を挙げるべき?

ここではリクルートブライダル総研のデータを引用して、再婚カップルの挙式などについてお伝えします。

再婚カップルのセレモニー実施率はどれくらい?

まず、再婚カップルのセレモニー実施について見ていきましょう。

挙式、披露宴・披露パーティの実施状況(単一回答/初再婚別)

表の単位は%です。また、データは抜粋しています。

新郎・新婦共に初婚 いずれかまたは両方再婚
2014年 2017年 2014年 2017年
挙式、披露宴・披露パーティー共に実施 66.7 60.8 32.9 26.7
挙式のみ実施 8.1 9.9 9.8 9.7
披露宴・披露パーティーのみ実施 1.7 1.4 4.2 2.5
挙式、披露宴・披露パーティー共に非実施 23.4 27.9 53.1 61.1

挙式、披露宴・披露パーティーのいずれかを行った初婚カップルは、2017年で72.1%。

再婚カップルは38.9%にとどまりました。

この調査ではどちらが初婚かについてまでは言及はありません。

ただ、厚生労働省が発表した【平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況】によると、再婚-初婚カップルの割合は「男性再婚-女性初婚」の組み合わせは10%、「男性初婚-女性再婚」の組み合わせは7.1%となっています(いずれも平成27年度)。

そのことから考えると、男性再婚-女性初婚カップルの実施率の方が少し高いかもしれませんね。

男性の結婚式に対する意識調査|段取りや準備が…

次に、同じくリクルート総研が調査した「結婚式に対する考え方」の結果を見てみましょう。

調査の結果、男性が「ややそう思う」「非常にそう思う」と答えたトップ5は以下の通り。

1位|[結婚式のための]準備や段取りは面倒だ:66.1%

          ※全体69.9%(1位)、女性73.6%(3位)

2位|[結婚式を]行うことは親孝行になる:57.5%

          ※全体64.7%(2位)、女性72.0%(4位)

3位|[結婚式は]感動する:54.5%

          ※全体64.3%(3位)、女性74.1%(2位)

4位|[結婚式は]素敵だ:52.5%

          ※全体63.8%(4位)、女性75.0%(1位)

5位|[結婚式に]招待客として誰を呼ぶ・呼ばないの線引き(選択すること)が面倒だ:53.2%

          ※全体58.5%(4位)、女性63.9%(5位)

男性は「結婚式の段取りや準備は面倒だが、親孝行になる」と考えているようです。

主に両親への感謝を伝えるためにしたい、と考える方が多いようですね。

女性の「結婚式は素敵だし感動する」からしたいのに比べると、かなり現実的です。

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結論|男性が初婚でも必ずしも挙げる必要はない

自分は再婚でも相手は初婚なら、当然挙式をするかどうかは気になるところ。

ですが、調査結果から男性側のご両親が特別求めているわけではない場合は挙式はしなくても問題はなさそうです。

挙式する場合①|ご祝儀の扱いには気遣いを

相手が初婚の場合は、一般的に普通の結婚式と同じご祝儀をいただくことが多いようです。

とはいえ同じ方をゲストとして招待したい場合には、二回もご祝儀をいただくのは気が引けるもの。

最初の結婚が終わった理由によっては、抵抗を感じるゲストの方も少なくないようです。

全てのご祝儀を辞退する・自分側のご祝儀を辞退する、などいただかないことにした場合は、口約束ではなく招待状にその旨を明記しておきましょう。

それでも差し出された場合は受け取って、あとでお礼として同額の品をお送りするのがおすすめ。

ただ、いただかないことにした場合は挙式に関わる費用は全額負担となります。

相手とよく話し合って決めましょう。

挙式する場合②|子供も参加できるプランに

子持ち再婚の場合は、子供も参加できるプランがおすすめです。

新しい家族として自分と一緒に子供も紹介し、相手方のご家族や親戚に知っていただきましょう。

子供に結婚指輪を運んでもらったり、3人でケーキカットをしたり、と参加方法は色々です。

会場によっては「ファミリープラン」などの専用プランがある場合もありますので、プランナーさんに相談してみてくださいね。

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相手が初婚の場合は義実家の意向がカギ

自分はどちらでもいい(むしろ準備が面倒くさい)と思っていても、両親が望むのなら親孝行として挙げたい、と考えている男性は多いようです。

あなたが二度目だし挙げたくない…と思っても、息子の晴れ姿を見たい、結婚式はケジメとしてしてほしい、など義実家が望まれている場合は行った方がいいでしょう。

挙式の場合はご祝儀のことを含め、子供も一緒に楽しめるプランなど、相手とよく話し合って決めましょう。

【参考資料】

①    厚生労働省:平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/index.html

②   「結婚総合意識調査2017(リクルートブライダル総研調べ)」

http://bridal-souken.net/data/SG/msgi2017_release.pdf

※2016年4月~2017年3月に結婚した全国の20~49歳の既婚者と、調査より1年以内に結婚式に出席したゲストを対象に、結婚に対する意識や結婚式などセレモニー実施状況、ゲストの状況を調査しています。

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