バツイチ男性の再婚は難しい?どんな女性を選ぶべき?

離婚は結婚以上に精神力を消耗するもの。

少なからず「もう結婚なんて…」と思われた方も多いのではないでしょうか。

それでも一人で暮らしているうちに、もう一度パートナーが欲しくなることってありますよね。

一度失敗をして苦い経験をしているからこそ、次はちゃんと家庭を築いて相手のことも幸せにできるのでは…と感じることもあるのではないでしょうか。

家庭の現実を知っていて過剰な期待を抱かない点や包容力は、バツイチ男性の良さの1つでもあります。

とはいえ、実際に再婚したいと思ってできるものなのだろうか…と不安になることもありますよね。

今回は厚生労働省の実際のデータを交えつつ、バツイチ男性の再婚についてお伝えします。

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データから読み解く男性の再婚率

まずは、再婚率そのものについて読み解いていきましょう。

ここで利用するデータは厚生労働省が発表した【平成28年度 人口動態統計特殊報告 「婚姻に関する統計」の概況】です。

※データについては抜粋して利用しています。

予めご了承ください。

全てのデータURLについては末尾に記載しますので、御覧ください。

再婚の割合は?|夫妻の初婚-再婚の組合せ別にみた婚姻

最初に、再婚の割合についてお伝えします。

夫妻の初婚-再婚の組合せ別にみた婚姻件数及び構成割合の年次推移 -昭和 50~平成 27 年(抜粋)

年次 総数 夫婦とも

初婚

(%)

夫婦とも再婚・どちらかが再婚

(%)

夫初婚

妻再婚

(%)

夫再婚

妻初婚

(%)

夫婦とも

再婚

(%)

昭和50年 941,628 822,382

(87.3)

119,246

(12.7)

33,443

(3.6)

49,063

(5.2)

36,740

(3.9)

平成2年 722,138 589,886

(81.7)

132,252

(18.3)

35,567

(4.9)

47,586

(6.6)

49,099

(6.8)

平成17年 714,265 533,498

(74.7)

180,767

(25.3)

50,578

(7.1)

66,193

(9.3)

63,996

(9.0)

平成27年 635,156 464,975

(73.2)

170,181

(26.8)

45,268

(7.1)

63,588

(10.0)

61,325

(9.7)

昭和50年には941,628件だった婚姻総数は、平成17年には714,265件まで減少しています(227,363件減)。

その十年後、平成27年には更に635,165件まで減少しました。

昭和50年と比較するとなんと306,463件の減少、およそ三分の二まで落ち込んでいます。

この婚姻率の低下は社会問題の1つとなっていますね。

そんな中にあって着々と伸びているのが再婚率。

平成27年の初婚の割合は、昭和50年の87.3%からを10%以上ダウンして73.2%。

その代わり「夫婦とも再婚・どちらかが再婚」の割合は26.8%と、昭和50年から14.1%もアップしています。

なんと、約4組に1組が再婚カップルという計算に!

また、「夫再婚・妻初婚」は年々増加して、平成27年では10%に。

再婚のパターンの中で一番多い組み合わせになっています。

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年代別|5年以内に再婚する男性の割合は?

続いて、離婚後5年以内に再婚する男性の割合を年代別に見ていきましょう。

こちらでは、平成19年から23年までデータを元にしています。

各年に離婚した者が離婚後5年以内に再婚をした割合-平成 19~23 年-(抜粋)

※表の単位は%です。

離婚時の年齢階級 平成19年

(平成19~23年 再婚)

平成21年

(21~25年 再婚)

平成23年

(23~27年 再婚)

総数 28.4 24.2 27.0 22.8 26.6 22.1
19歳以下 38.1 39.5 36.9 41.9 36.3 40.6
20~24歳 38.1 37.2 37.0 36.9 37.2 36.8
25~29歳 39.0 36.0 38.7 35.1 39.1 34.7
30~34歳 36.4 29.6 36.5 29.0 36.3 29.2
35~39歳 29.4 21.4 29.1 20.1 29.8 20.3
40~44歳 24.0 16.5 22.7 15.1 22.2 14.0
45~49歳 20.8 14.2 19.4 13.4 19.4 13.0
50歳以上 19.1 11.8 16.8 11.3 16.0 10.8

表を見て、気づくことはありませんか?

実は、妻が夫より再婚率が高いのは「19歳以下」だけ(こちらは抜粋データです。平成22年に夫が妻より上回っている年がありました)。

その他の年代においては、全て夫の方が再婚率が高い結果になっているのです(抜粋データ以外も含めて)。

平成19年に離婚した男性が5年以外に再婚した割合は20代で4割近く、50代以上でも約2割です。

その後緩やかに減少傾向は見られますが、女性より再婚率が高い状況は変わっていません。

男性の再婚は女性より難しくない

恐らく女性に比べて男性の再婚率が高い理由は、お子さんの親権・養育権を持っていない方が多いためだと考えられます。

実際には、シングルファザーとしてお子さんを育てていらっしゃる男性の再婚率はこれよりは下がってしまうでしょう。

とはいえ、減少傾向にある平成23年の調査結果であっても20代と30代前半の割合は4割近いもの。

30代後半でも約3割が再婚しています。

決して少ない数字ではありません。

バツイチ男性におすすめの女性とは

では、バツイチ男性の再婚相手にはどのような女性が良いのでしょうか。

向こうも再婚

バツイチの男性におすすめなのは、相手も再婚である方です。

データでは「夫再婚・妻初婚」の組み合わせと似たような割合をたどっていますが、再婚の良さを一番活かせる組み合わせです。

お互いに結婚の現実を知って反省もしている状態なので、建設的な関係が築けるでしょう。

また片方が子連れ、両方が子連れなど、家族が増える場合は気遣う状況が増えます。

再婚前に十分話し合い、積極的に交流するなどして相性を確かめましょう。

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義実家も離婚歴に寛容

バツイチの男性におすすめな女性のもう一つのタイプは、本人はもちろん義実家も離婚歴に寛容である方です。

相手が同じように再婚であれば、そこは問題ではないでしょう。

でも初婚の女性の場合、本人はよくても実家が大反対をすることは十分に考えられます。

離婚は珍しくなくなってきたとはいえ、親世代の時代の価値観はそう簡単に揺らぐものでもありません。

義実家との関係が結婚生活にどんな影響を与えるかは、身を以って知っているはず。

話し合いで理解を得られる、良好な関係を築ける義両親を選ぶのは結婚生活を長続きさせる一つのポイントです。

バツイチ男性の再婚は難しくない!

落ち着いた雰囲気のバツイチ男性は、初婚女性から見ても十分に魅力的なもの。

離婚歴を気にしない女性はたくさんいます。

素敵な女性を見つけて、新しい幸せをつかんでくださいね。

※以下は今回使用したデータです。

こちらに詳細なものが掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。

平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/index.html

結果の概要

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/dl/01.pdf

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